新弾眺めての雑感

双極編2弾とエクストラブースターみたいなやつの新規見てなんとなくの感想。


新DM以降デザイナーズデッキをトーナメントレベルで戦えるように!みたいな試みがされてるのかなあと思ってたし、レッドゾーンをはじめとした赤のソニックコマンドが人気も扱いやすさもよくできてたからまあそういう路線で行くのは自然かなあと思ってはいた。


なんかおかしいなあと思いはじめたのはゴールデン・ザ・ジョニーが新規として登場したあたりから。初期のジョーカーズの「リソースが容易に稼げて打点も気軽に組めるが相手の妨害を乗り越える術に乏しいアグロデッキ」という立ち位置を露骨に解決するフィニッシャーが出てきた。別に呪文を1ターンに大量に使うデッキがフレーバー的にあったでもなし、呪文を妨害するコンセプトがジョーカーズに追加されたわけでもないしダイスを否定したい以外になんだったんだあいつ。


極めつけはジョジョジョ・マキシマム。ジョーカーズってそういう路線になるの?ってしか思わないし、単騎とラフルルが規制秒読みのなかこれ刷って、ナッシングゼロには制限かけるのかーって感じ。デスザークのヴォーミラなんかも似たような印象。足りないものは新規で補わせるってやり方を特に顕著に感じさせてくれたカードの1枚。


今回のぽくちんちんとかってやつもだけど、構築の自由度を下げて足りない要素は全部新規でなんとかするってスタンスがデザイナーズデッキのあるべき姿だって本気で思ってるからこうしてやってるのか?2ブロック向けに墓地対策多少あってもいいかな?と思ってたところはあるけど、だからといってなんでアーキタイプそのものを否定するような効果までつけたのか?インフレだからどうこうでは否定しがたいレベルのカードパワーと露骨なパワーラインに椅子から転げ落ちた。何を思って作ったのかぜひお話してほしい。